奄美大島 / 遊ぶ・観光
呑ノ浦(のみのうら) / 島尾敏雄文学碑
特攻艇基地跡の歴史と文学が交差する、静寂に包まれた静かな湾
呑ノ浦は、加計呂麻島の北側、大島海峡に面した入り江です。入り組んだ岸に囲まれた海は湖のように静かで、周りをジャングルのような深い緑が包んでいます。この入り江のほとりに、作家・島尾敏雄の文学碑が立つ公園があります。
太平洋戦争の末期、呑ノ浦には海軍の第18震洋隊の基地が置かれました。震洋は、敵の艦船に体当たりするために造られた小型の特攻ボートです。島尾敏雄はこの部隊の隊長として島に赴任し、出撃の命令を受けたものの、出撃しないまま終戦を迎えました。この島での体験は、のちの作品に大きな影響を与えています。代表作「死の棘」は映画化され、カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞しました。
公園の北側には、震洋を隠すために掘られた格納壕の跡が残っています。地元の学生たちも動員されて掘ったもので、平和な入り江の景色のなかに、戦争の歴史を静かに伝えています。
園内には遊歩道が整っていて、入り江の景色を眺めながらの散歩にぴったりです。潮が引くと干潟が広がり、また違った眺めになります。加計呂麻島へは古仁屋の港から船で渡り、瀬相港からは車で15分ほど。歴史と文学に思いをはせながら、静かな時間を過ごしてください。
基本情報
- 住所
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町押角
- 営業時間
- 未確認
- 定休日
- 未確認
- 電話番号
- 未確認
- キャッシュレス
- 未確認
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