沖永良部島は、隆起サンゴ礁の島です。海や洞窟だけでなく、歴史や暮らしにまつわる見どころも多くあります。ここでは、島の歴史・文化を軸に、自然の見どころと食事の場所をつなげて紹介します。
西郷隆盛と沖永良部島
西郷隆盛の「敬天愛人」は、この島で確立されたと言われています。西郷南洲記念館 では、重罪人として島に流され、1年半の獄中生活を送った西郷の暮らしと、遺訓を紹介しています。月曜日が休館日なので、予定を立てる際は注意してください。
琉球文化の名残
世之主の墓 は、15世紀頃に島を治めていた島主「世之主」の墓の遺跡です。岩壁を掘り込んだ琉球式のトゥール墓で、島が琉球文化圏であったことを今に伝えます。鹿児島県の指定文化財で、独特の雰囲気がある神聖な場所です。
木と水に出会う
- 日本一のガジュマル:国頭小学校の第1回卒業生が、1898年に植えたガジュマルです。新日本名木百選にも選ばれ、町の天然記念物に指定されています。校庭に枝を大きく広げています。
- ジッキョヌホー:「瀬利覚の川」という意味の湧水です。集落の中心にあり、暮らしを支えてきました。2008年6月に「平成の名水百選」に選ばれました。
洞窟と海辺の奇岩
昇竜洞 は、長さ3500メートルの鍾乳洞で、鹿児島県の天然記念物です。そのうち600メートルが公開されています。ただし、**2026年9月1日から2027年1月頃まで休業の予定**です。訪れる前に、最新の営業状況を確認してください。
ウジジ浜 は、石灰質の岩が波と海水に削られてできた、奇岩が立ち並ぶ岩礁海岸です。1890年9月に、カナダ船が沖で座礁した際、島民が乗組員を懸命に救助したことから感謝された歴史があり、記念碑や船のモニュメントが立っています。
家族で過ごす海辺
笠石海浜公園 は、島最大の砂浜に面した公園です。奇岩の見え方が「笠」に似ていることから名付けられました。キャンプ場や、エラブユリの形をしたシンボルタワーの展望台があり、家族で楽しめます。毎年3月には、沖えらぶジョギング大会のメイン会場になります。
歩き回ったあとの食事・カフェ
- がじゅまる食堂:海を一望できる定食&カフェ。バランス定食や、グルテンフリーの米粉スイーツがあります。
- CAFÉ Typhoon(カフェ タイフーン):静かな住宅街にあるカフェです。季節のフルーツの自家製タルトやシフォンケーキが評判です。
- 海幸(かいこう):和泊町の老舗の和食店。火災を乗り越えて、地域の支援で再オープンしました。もずくのかき揚げや地魚料理が楽しめます。
- entaku(エンタク):おきえらぶフローラルホテルの敷地内にある、コミュニティカフェ&コワーキングスペースです。
旅のコツ
- 見どころは島の各地に点在します。レンタカーなどの移動手段があると便利です。
- 営業時間や定休日は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。